PRIDE
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――さっそく前回からの続きですが、ミルコは今、とにかくヒョードルのことしか頭にない感じなんですよね?
PRIDE榊原 そうだろうね。言い続けて早何年って感じだからね。
ターザン あの〜、代表もいいタマを持ってますよね?
榊原 ありがとうございます(笑)。
ターザン ミルコというのは、求心力という部分においては『PRIDE』の背骨ですよ、あれ。勝負論、つまり勝ちにこだわる、生き方にこだわるということにおいては、一番説得力があるでしょう!
――ありますよねぇ!
榊原 ホントそうですね。だから8月28日のヒョードルvsミルコっていうのは…
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PRIDE山口 でも、それは本来、活字の役割だったじゃないですか。でも、今は活字畑がまったくそれをやってないんですよ、どこも。『週プロ』も『ゴング』も『格通』も『ゴン格』も。
榊原 確かに専門誌も、そこまで語ってないですからね。
――あえて言うなら、プロのファンが育ってないと思うんですよね。勝負論以外をなんだかんだと語れるような……。
山口 そういう意味では手前味噌ですけど、『紙プロ』は唯一それをやってますよ。孤軍奮闘!(笑)。そこをもっと大きな声で、山本さんが言ってくれないと!
――でも、最近は山口さん、『紙プロ』でほとんど何もしてないじゃないですか!(笑)
ターザン そうだよぉ! 山口さんは編集部にすら行ってないもん! 
山口 ほっといてください(笑)。
ターザン でも、いまやってないということは、これからもっともっと広がる可能性があるということですよね。
榊原 そういうことですね。ホントにみんなでもっともっと、ああでもないこうでもないって語り合えるように。その語り合えるネタはきっと『PRIDE』のリングにあると思うんですね。
ターザン とにかく、今の『PRIDE』っていうのは…
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PRIDEターザン それと、高いレベルといえば、この前の『PRIDE』ではホジェリオvsショーグンの試合がホントにすばらしかった!
榊原 凄い試合でしたね!
ターザン あれは3ラウンドのすべてが、ぜ〜んぶ凄かった。あれは極限まで行ってますよぉ!
榊原 あれは、現時点での『PRIDE』の最高級の闘いなんじゃないですか? 芸術的な闘いっていうか。
ターザン お互いが精も根も尽き果てたところまで行った20分間!
榊原 ブラジルでは、あの試合の注目度がシウバの試合よりも高かったし、結果としても凄く評価が高いですよね。
ターザン あれは格闘技のすべて、ぜ〜んぶの要素が詰まってたよぉ! だから格闘技を知ってる人なら大評価しますよぉ!
山口 “闘い”“喧嘩”という要素に加えて、“高い技術”“根性”“忍耐”という日本人好みの要素もたくさん詰まっていましたしね。
――ショーグンはこのGPでその評価が上がりまくってますよね!
ターザン あの試合を第2試合で見せてくれたことで、代表としては「これはイケる!」と思いませんでした?
榊原 前半は滑り出し上々でしたけど、僕としては…
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[05年7月某日収録/聞き手“Show”大谷泰顕]
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ターザン山本!(右)
『週刊プロレス』元編集長。常に「観客主体」の視点でマット界を斬り捨て、求心的なファン、いわゆる“ターザンチルドレン”を数多く育てた。反面、そのストレートな物言いに団体関係者からはしかめ面をされることもしばしば。
最近は永年の不規則かつ強引な生活がたたり、カロリー計算をしながら食事を取る日々を送っている。
山口日昇(左)
「世の中とプロレスする、マット界の総合誌」を標榜する『紙のプロレスRADICAL』の編集長。誌面上では「鬼畜」とも呼ばれているが、独自の視点とプロデュース能力を評価する声も多い。
榊原信行(中)
総合格闘技イベント「PRIDE」を運営する、
今回の座談会は、PRIDEを観る側にもっともっと熱を持ってもらいたい、という代表の考えがきっかけで行われた。