4月10日(日)東京・世田谷区駒沢にある講堂学舎柔道場にて、吉田秀彦柔道教室『第11回VIVA
JUDO!』が開催された。講師にはもうお馴染みの吉田、瀧本誠、中村和裕などが参加、約130名のちびっ子柔道家たちを相手に、爽やかな汗をかいた。
早くも11回目を迎えた吉田秀彦の柔道教室『VIVA JUDO!』。今回も幼稚園児を含む小学校1〜6年生の子供たちが、約130名も参加。未来の吉田秀彦を目指し、約2時間の稽古を楽しんだ。飽きっぽい子供たちのために、毎回様々な趣向を凝らしたメニューが用意され、今回も先生が寝転びその上を飛び越えての受身など、遊び感覚で柔道に慣れ親しむ工夫がされていた。最後には恒例となった、覚えた技で吉田、瀧本、中村ら講師陣を投げ飛ばす乱取りも行われ、盛況の内に幕を閉じている。
子供たちの元気と、柔道に打ち込む姿にエネルギーを分け与えられた吉田と中村。2週間後には『PRIDE GP
2005 開幕戦』で共に大一番を控えているが、今日はいいリフレッシュ日になったに違いない。
イベント終了後には、記者たちの囲み取材を受けた。現実に引き戻される瞬間だが、吉田も中村も表情は明るいままだ。なぜか、いつもより「それは秘密」という返答が多く、秘密主義に徹した二人だが…。
「道場でいつもどおりの練習をしている」と二人は口を揃える。元マーク・ハントのトレーナーであるハピィさんを今回もニュージーランドから招聘し、打撃特訓に力を入れているようだが、「それもいつもどおりですよ」と特別な事はやっていないという。
減量については、「今は95kgくらいですけど、まだ二週間あるので大丈夫でしょう」(吉田)と順調である事を明言したが、「いくら練習しても結果が全てですからね」と気を引き締める。
開幕戦へ向けての話題については二人が秘密主義を貫いたので、話題は「2回戦で吉田と闘いたい」と韓国での記者会見で表明したユン・ドンシクの事へと移った。
「いや…自分は先の事は考えてないです」と素っ気無い反応だった吉田だが、以前対戦経験のある瀧本へ向かって、「誠がやった事がありますけど」と話を振った。ここで瀧本の貴重な証言。
「恥ずかしながら、絞め落とされたので…(苦笑)。強いですけど、僕もPRIDEに出て分かったんですが、柔道とは全く別のものなので全く分かりません」
実力は未知数であるが、シドニー五輪金メダリストの瀧本を絞め落とし、「強い」と言わしめたユン。韓国サイドからもユンに関する様々な情報が日本のメディアに伝わってきており、“桜庭危うし”の機運が高まっている。もちろん、両者とも1回戦を突破しなければならないが、吉田VSユンの対決も楽しみになってきた。
また、先日の『PRIDE 武士道 其の七』の記者会見で、榊原代表が83kg級GP出場候補に挙げた瀧本だが、「僕は今、体重を上げている。あんまり下のクラスには興味がないんで」と、あくまでも“無差別志向”がある事を語った。
なお、次回の『VIVA JUDO!』は中村和裕柔道教室として、3〜6歳の園児を対象として5月15日(日)に開催される。
詳しくはこちら