1月15日(日)千葉県市川市にある吉田道場市川柔道クラブで、吉田秀彦の柔道教室『第16回VIVA
JUDO!』が開催された。吉田は大晦日の小川直也戦で膝を痛めたため、マイクを持っての進行役に徹していた。
足を引きずりながらも、笑顔で約50人の参加した子供たちと接していた吉田。子供たちから「吉田先生を投げたい」と無邪気に言われると、打ち込みで投げられて見せるなど今年初の子供たちとの触れ合いを楽しんだ。
イベント終了後には、「(小川戦の)グラウンドで絡み合っている最後の方で痛めた。膝の内側靭帯が痛い」と負傷箇所を明らかにした。まだ練習できる状態ではないが、他の試合がある選手がいるので道場には顔を出しているという。膝の状態を見て、練習は少しずつ再開していく予定だ。
同日の正午からは、5月5日(金・祝)大阪ドームを皮切りに『PRIDE
無差別級 GP』の開催が正式発表された。当然、吉田の出場にも期待がかかるところだが、吉田は「まだ全然そんなこと考えられない。まずは怪我を治さないと。体力が落ちているし、怪我が治るのにも時間がかかる。ま、考えます」と出場表明には至らず。「いつやるの? こどもの日? 大人は出れないのでやめときます(笑)」とジョークで記者を煙にまいた。
しかし、笑いが収まると「ウチの選手も無差別だから出られる可能性があるって事ですよね? 協力して一人でも多く出られるように頑張りたい」と、吉田道場のメンバーを大挙、無差別級GPに送り込む指針がある事を表明した。自分自身も「5月くらいがちょうどいいかも」と、次戦の照準を無差別級GP開幕戦にすることも匂わせている。
さらに今年の目標を聞かれると、今度は「無差別級があるんであれば、まずそれに出場できるように。出場したらひとつでも上を目指して頑張りたいと思います」と、ようやく意欲を示した。前哨戦があるかどうかは膝の負傷の回復次第だが、5・5大阪ドームでは小川との頂上決戦を制した吉田の勇姿を再び見ることが出来そうである。
また、同じく講師としてイベントに参加していた中村和裕も、「ミドル級のベルトを巻きたいです。そのために強くなれるなら、無差別級とかにも出てみたいです」と今年の目標を語った。カズも無差別級GP出場を視野に入れているようである。
瀧本誠は「頑張ります」と言葉少なかったが、村田龍一は「たくさんの試合に出て経験積んで、PRIDEファンが夢を持てる選手になりたいと思います」と意気込みを語り、小見川道大は「去年5月に柔道から総合に転身したばかりなんですけど、柔道がちょっと強かったからって自惚れてた部分もあった。今はもうすでに人一倍練習していると思うので、コツコツ勝ちたいと思います」と、それぞれ2006年の抱負を語っていた。