五味の王座戴冠後初の試合、ヘンダーソンと三崎の一戦など見所の多い今大会。しかし近藤有己のウェルター級転向を最も楽しみにしているファンも多いことだろう。そしてウェルター級で闘うことを誰よりも楽しみにしているのが近藤本人だ。プロデビュー以来初となる減量を試みた近藤。食べることが趣味というだけあって、予想以上に減量には苦戦したものの「体重が落としたことで感覚が研ぎ澄まされている。動きに躍動感が出てるんです」と語る。減量の影響で昨年から継続しているSAQトレーニングの効果も現れ始め、「とにかく試合が楽しみですね」と目を輝かせる。さらに最近はご無沙汰となっている飛びヒザ蹴りにも“斬鉄剣”なる名前が付けられ、「特に出そうとは思ってないんですけど、これだけ調子が良いんだったら自然に出ると思いますよ」と頼もしいコメント。さらに今回は“一徹”という右フックもあるという。新生・近藤有己を堪能せよ!
対するバローニは今回毒舌を封印。バローニは7,8年も前から近藤の闘いを見て、ずっとリスペクトしてきたのだという。しかし対戦相手に噛み付く以外のビッグマウスは健在だ。「これはウェルター級のトップ2の対決だ。勝った方がウェルター級のトップだぜ!」「近藤には美濃輪のような足にしがみつく女々しいファイトはしないで欲しい。殴り合おうぜ!」と叫んだ。
バローニはド派手な真っ赤なガウンで登場。入場曲に合わせて体を揺らし、コールマンと共に入場。対照的に近藤は紺のガウンを着込み、落ち着いた表情でリングへと向かった。