PRIDE CLASSICS
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PRIDE 男祭り 2005 頂-ITADAKI-
2005.12.31
さいたまスーパーアリーナ
PRIDE.34
PRIDE.33 ”THE SECOND COMING”
PRIDE 男祭り 2006 -FUMETSU-
PRIDE 武士道 -其の十三-
PRIDE.32 ”THE REAL DEAL”
PRIDE無差別級グランプリ2006 決勝戦
PRIDE 武士道 -其の十二-
PRIDE無差別級グランプリ2006 2ndROUND
PRIDE 武士道 -其の十一-
PRIDE無差別級グランプリ2006 開幕戦
PRIDE 武士道 -其の拾-
PRIDE.31
PRIDE 男祭り 2005 頂-ITADAKI-
PRIDE.30
PRIDE 武士道 -其の九-
PRIDE GRANDPRIX 2005 決勝戦
PRIDE 武士道 -其の八-
PRIDE GRANDPRIX 2005 2ndROUND
PRIDE 武士道 -其の七-
PRIDE GRANDPRIX 2005 開幕戦
PRIDE 武士道 -其の六-
PRIDE.29
PRIDE 男祭り 2004 -SADAME-
PRIDE.28
PRIDE 武士道 -其の伍-
PRIDE GRANDPRIX 2004 決勝戦
PRIDE 武士道 -其の四-
PRIDE GRANDPRIX 2004 2ndROUND
PRIDE 武士道 -其の参-
PRIDE GRANDPRIX 2004 開幕戦
PRIDE 武士道 -其の弐-
PRIDE.27
男祭り2003
PRIDE GRANDPRIX 2003 決勝戦
PRIDE 武士道
PRIDE GRANDPRIX 2003 開幕戦
PRIDE.26
PRIDE.25
PRIDE.24
PRIDE.23
PRIDE.22
PRIDE.21
PRIDE.20
PRIDE.19
PRIDE.18
PRIDE.17
PRIDE.16
PRIDE.15
PRIDE.14
PRIDE.13
PRIDE.12
PRIDE.11
PRIDE.10
PRIDE.9
PRIDE GRANDPRIX 2000 決勝戦
PRIDE GRANDPRIX 2000 開幕戦
PRIDE.8
PRIDE.7
PRIDE.6
PRIDE.5
PRIDE.4
PRIDE.3
PRIDE.2
PRIDE.1
第11試合
1R10分、2・3R5分
1R 6分04秒 TKO(アームバー)
YOSHIDA HIDEHIKO
吉田 秀彦
OGAWA NAOYA
小川 直也
日本中、いや世界中の注目を浴びる一戦がついに実現する日がやって来た。明大柔道部の先輩・後輩でありながら、ライバルとしても競い合ってきた二人。柔道時代の直接対決では吉田が勝利を収めているが、小川は「マジかよ…」と呟くほど敗戦に納得していない。
総合格闘技のキャリアと実績では吉田が上を行くが、小川のポテンシャルは計り知れない。吉田が柔道衣を着るか着ないかも大きなポイントとなってくる。
決して交わる事がないと思われていた拳が、2005年最後の日に一度だけ交わる。歴史的勝利を収めるのは、一体どっちだ!?
場内には控え室の両者が映し出され、大きなどよめきが起こる。小川は故・橋本真也を髣髴させる白いハチマキを頭に巻き、水を一口。吉田はベンチに座り、真っ直ぐに前を見ている。
まずは、小川の入場! 場内のスクリーンには橋本真也の姿が大きく映し出され、「小川コール」が大爆発! さらに小川が花道の前へ立つと、橋本の入場テーマ曲である「爆勝宣言」へと曲が変わる! リングインすると、大きく拳を突き上げた!
続いて吉田が白い道衣に身を包んで登場、両腕をグルグルと回し、エレベーターに仁王立ち。マウスピースを口にくわえ、両手を叩きながら小川の待つリングへと歩を進める。
そして、吉田は道衣を上下とも脱ぎ捨てた!!
PRIDEミドル級タイトルマッチ
1R10分、2・3R5分
3R終了 判定 2-1
WANDERLEI SILVA
ヴァンダレイ・シウバ
RICARDO ARONA
ヒカルド・アローナ
8月の再戦から約4ヶ月。王者シウバがリベンジをかけてアローナと激突する。「あの時の試合は自分の試合じゃなかった。見るとイライラしてくるから、ほとんど見ていない」とシウバ。8月の試合後にはあまりの悔しさに涙を流したという。この4ヶ月間、シウバは主にフィジカルトレーニングに力を入れ、スタミナアップに力を入れてきた。そして「今まで通りアグレッシブに攻めて、パンチでKOする」と、原点回帰&ノックアウト宣言が飛び出した。
一方、「僕がトラなら、シウバはうさぎだね」とシウバを挑発したのはアローナだ。前回の対戦では「アイツは嫌い」と公言していたアローナの気持ちは今も変わらない。前回はトーナメント準決勝のため、2Rだったものの「もし3Rだったらもっとボコボコにしていただろうね」と強気のアローナ。シウバのリベンジか? それともアローナが返り討ちにするのか?
試合前、激しくにらみ合う二人。最後まで拳を合わせることなく、運命のゴングが鳴った。
第9試合
1R10分、2・3R5分
3R終了 判定 2-1
MIRKO CROCOP
ミルコ・クロコップ
MARK HUNT
マーク・ハント
昨年の大晦日、ハントはミルコとの試合を希望したが、実現する事はなかった。それからハントは1年間試合を行なう事無く、この日を迎えている。ハントにとっては1年越しの夢、K-1時代に喫したリベンジの舞台となる。「次のステップへの踏み台にしたいと思っている。ミルコは間違いなくトップファイターの一人だからね、大きなチャレンジになる。その大きなチャレンジを乗り越えて、新年を迎えたいと思っているんだ」とハント。
「もしかしたら自分からテイクダウンに行くかもよ…」と笑うハントは、打撃による決着には拘っていないという。「とにかく勝ちたい。どんな決着でも構わない」と、とにかく勝利を掴みたいというのだ。
そのハントに対し、「俺に挑戦してきた事を後悔させてやる」と言い放つミルコ。来年に開催が予定されている無差別級GPへ向けて、何が何でも落とせない一戦である。
復讐か、再現か? 究極のストライカー対決、いよいよゴング!
ハントの入場にはサモアンたちの民族舞踊が華を添えた。ミルコは新しい入場曲で入場、その歌詞を口ずさむ。花道を歩きながらも、謳いながらの入場だ。
第8試合
1R10分、2・3R5分
1R 9分39秒 TKO(チキンウィングアームロック)
SAKURABA KAZUSHI
桜庭 和志
MINOWA IKUHISA
美濃輪 育久
緊張感漂うカードがずらりと並ぶ中、一つ異彩を放つカードである。PRIDEでは日本人と戦いたくないと公言していた桜庭が、唯一対戦してみたいと話したのが美濃輪だった。本人は覚えてないと主張しているが、前日の会見では「美濃輪選手だったらいい試合が出来ると思いました」と話している。
対する美濃輪も桜庭との対戦を受けて「光栄です。完璧だと思います」と、桜庭と戦えることについて喜びを口にした。そして美濃輪が掲げたテーマは「爆風〜20代最後の挑戦〜」。これに対抗し桜庭が掲げたテーマは「30代半ばの挑戦」。殺伐とした雰囲気はゼロ、自らプロレスラーを名乗る両者の対戦。ファンタジスタとヘブンの融合はどんな化学反応を起こすのか?
先に入場した美濃輪。入場テーマが鳴り響くと、会場は一気にヒートアップする。そして姿を見せた美濃輪は白装束をイメージさせる真っ白なコスチュームに身を包んでいる。そして曲に合わせて腕を降り下ろし、一直線に花道を走り抜ける。
対する桜庭は何と2005年に大ブレイクしたお笑い芸人レイザーラモンHGのコスプレで登場。真っ赤なHGバージョンで現れた桜庭に、美濃輪に負けずとも劣らない大声援が送られる。そしてゴング直前、美濃輪は右拳を桜庭に向けて構えた。
PRIDE GP 2005 ライト級トーナメント決勝戦
1R10分、2R5分
1R 3分56秒 KO(スタンドでのパンチ)
GOMI TAKANORI
五味 隆典
SAKURAI MACH HAYATO
桜井“マッハ”速人
どちらが勝ってもPRIDE初の日本人王者誕生、あの“史上最激のGP”9月のライト級GPを勝ち残り、決勝の舞台に勝ち上がってきたのは木口道場の先輩・後輩。共に同じ道を歩み、階級は違えど修斗のベルトを巻いた二人である。
五味は言う。「ベルトは必ずいただきます。この日のために生まれて、毎日苦しい思いをしてきたんですから。全てはこの日のためだったんです」。マッハと今日、この場所で闘う事は「運命だった」と五味は位置づけている。修斗世界ウェルター級王座は、やはり先輩である佐藤ルミナを破って獲得した。先輩を乗り越える事で、自分は成長する。五味は複雑な思いを胸に、リングへ上がる。
一方のマッハは胸中複雑なようだ。マッハは五味戦について、多くを語っていない。「やるしかない。リング上では機械になる」と感情を捨てて後輩との闘いに臨むつもりだ。「負けるわけにはいかない。今回は勝ちたいよ。相手は五味だから。後輩に負けるわけにはいかないですよ。そういうプライドがある」とマッハ。いい試合をするよりも、とにかく勝ちたい、勝ちに飢えていると語る。
時代の勢いは間違いなく五味にある。しかし、かつての“世界最強”といわれたマッハを知る者にとっては、全盛期のマッハが蘇れば誰にも負けないという想いがある。ファン、関係者、これまで二人が関わってきた全ての人々…そして、二人の想い。あらゆる想いを背負い、二人は今、宿命のリングに上がる。
先に入場したのはマッハ。黒いTシャツを着て、仁王立ちとなり深々と礼。口を真一文字に結び、一歩一歩とリングへ歩を進める。続いて五味は白いフード付きのガウン、自らのテーマ曲に合わせ、ステップを踏んで歓声に応える。真っ直ぐにリングを見つめ、足早に花道を歩く。その視線の先には…マッハ!
PRIDE GP 2005 ウェルター級トーナメント決勝戦
1R10分、2R5分
2R終了 判定 2-1
DAN HENDERSON
ダン・ヘンダーソン
MURILO BUSTAMANTE
ムリーロ・ブスタマンチ
ウェルター級のタイトルをかけて、二人の因縁に終止符が打たれる! 激戦のウェルター級GPを勝ち上がったのは、共にミドル級からの転向を果たしたベテランのダン・ヘンダーソンとムリーロ・ブスタマンチだ。2003年のPRIDEミドル級GPのリザーブマッチで対戦した両者。この時はヘンダーソンが得意のパンチでKO勝利を収めているのだが、ブスタマンチはこの試合にヘンダーソンにバッティングがあったと主張。
ブスタマンチは直前のインタビューでも「試合をしていれば負けることもあるし、私は負けを受け入れることもできる。ただし納得のいかない形で負けにされることは許せない。それが前回のヘンダーソンとの試合なんだよ」と語っている。そして「私の中であの試合はないものだ。大晦日の試合でようやく私とヘンダーソンの試合が始まるんだ」とも。
対するヘンダーソンは「格闘技人生、初めてベルトのかかった試合が出来る。とてもモチベーションが高いよ」と、ベルト奪取へ向けて並々ならぬ思いを持っている
リング上でブラジルとアメリカの両国国歌が吹奏されると、胸に手を当て目を閉じたブスタマンチ。ヘンダーソンはブスタマンチと同じように胸に手を当てて、星条旗を見つめる。因縁に決着を着け、初代ウェルター級のベルトを巻くのはどちらだ?
第5試合
1R10分、2・3R5分
1R 26秒 グラウンドでのパンチ
EMELIANENKO FEDOR
エメリヤーエンコ・ヒョードル
ZULU
ズール
無謀な挑戦か、それとも大晦日に奇跡を起こすのか? 前回『PRIDE.30』でPRIDEデビューを果たした“伝説の魔人の息子”ズールが、ヘビー級の完全無欠王者ヒョードルに挑む。
戦前の予想はズールの圧倒的不利。しかし、本人は「ヒョードルのビデオは全てチェックしたが、パンチも柔術も自分の方が上。体格的にも優っている」と自信を覗かせる。「氷の拳を潰すためにやってきた。ヤツの拳が氷なら、俺の拳は“炎”か“岩”だ」。ズールはこの一戦に備え、オリンピックのブラジル代表に2度もなったレスリングのコーチに学び、レスリング力も強化してきた。
もう一人、ズールの力を過小評価していない人物がいた。ヒョードル本人である。「 ファンは私が楽勝だと思っているんですか? 私はそうは思っていないですね。試合はやってみなければどうなるかは分からない」と決してズールを甘くは見ていない。それどころか、「ズールの私に勝ちたいという気持ち、より名前を上げたいという気持ちはよく分かりますから、それに応えてあげたいです。最大級の力を発揮して、勝ちたいと思います」と、容赦なく叩き潰す事を宣言。百獣の王ライオンはウサギ一匹を倒すのにも全力を尽くすという。その言葉通り、手加減抜きの全力ファイトを誓った。
黒いガウンに身を包み、フードを被ってズールが登場。入場曲に合わせて首を振り、場内を見渡しながら花道の歩を進める。ヒョードルは赤いサンボ衣を身に纏い、氷のような冷たい表情で入場。リングインすると右手を大きく上げて歓声に応える。
ズール185kg、ヒョードル105.5kg。両者の間には10kg以上の差があるが、ヒョードルが認めたため四点ポジションからのヒザ蹴りありの通常ルールで行われることに。
第4試合
1R10分、2・3R5分
1R 8分45秒 スリーパーホールド
EMELIANENKO ALEXANDER
エメリヤーエンコ・アレキサンダー
PAWEL NASTULA
パウエル・ナツラ
柔道金メダリストとの対決を前にしても、アレキサンダーはいつもと変わらない。アレキサンダー自身も柔道の経験があり「私も柔道を10年やっていたことし、黒帯を巻いている。五輪で優勝した選手にも勝ってことがある」という柔道の強豪。そしてハードなトレーニングを物語るように、体は一回り絞れ、「腹の脂肪が落ちて、腕の筋肉がついた」と、明らかに体つきが変わっている。生まれ変わったアレキサンダーの姿に注目だ。
しかし生まれ変わったのはアレキサンダーだけではない。PRIDEデビューとなったアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ戦で多くを学んび、「新しいナツラを見せたい」と語るナツラ。具体的な戦術はシークレットというナツラだが、「体の大きなアレキサンダーと打撃の交換をするのはよくない」と、あくまで寝技勝負を示唆。前日会見でも「『柔よく剛を制す』で勝つ」と、柔道技でアレキサンダーを仕留めると宣言した。
第3試合
1R10分、2・3R5分
3R終了 判定 3-0
TAKIMOTO MAKOTO
瀧本 誠
KIKUTA SANAE
菊田 早苗
表の柔道王VS裏の寝技王。菊田が用意したテーマである。オリンピックに出場し、金メダルを獲得して国民的英雄になった瀧本に対し、柔道の世界で挫折するも寝技世界一決定戦ADCCで日本人唯一の優勝を飾っている。
公開練習ではVS瀧本用の技として、三つの技を披露した菊田だが、「これで極めたいという技はある」とフィニッシュの極め技は胸の内に秘めているようだ。PRIDEの試合では寝技よりも打撃が目立つ瀧本に対し、「打撃になる事も想定している。でも、そうなった時点で自分の方が有利になる」と菊田。総合格闘技ではキャリア・実績共に上であるという自信が漲っていた。
一方の瀧本は「寝技世界一の人を極めたらカッコいいですよね」と言いながらも、「ルールの範囲内のものを使って勝ちたい。全体的にもっとアグレッシブにいくつもりです」と、あくまでも総合で挑むと語った。菊田の挑発的な発言にも「彼は僕がメダリストだという事を意識しているようですが、僕自身は過去の栄光としか思ってないし、意識してない」とサッパリ。
世界の柔道王か、それとも世界の寝技王か? 表と裏、それぞれの“世界一”が激突する!
菊田が柔術衣に身を包み、大きく片手を上げて入場。背後には三崎、佐々木らのGRABAKA勢を率いている。昨年の大晦日にデビューし、これで丸1年のキャリアを迎える瀧本は半袖の柔道衣を着て、表情一つ変えずにリングへ歩を進めた。菊田は道衣を脱ぎ、瀧本は…脱がない!
第2試合
1R10分、2・3R5分
1R 1分28秒 TKO(踏みつけ)
JAMES THOMPSON
ジェームス・トンプソン
GIANT SILVA
ジャイアント・シルバ
2メートルを超える巨漢対決。他のカードとは色合いが違う、お茶の間のファンも楽しめる一撃必倒の対決だ。
今年ブレイクした“プルプルマシーン”ことトンプソンの持ち味は、何と言ってもゴングと同時に相手コーナーへダッシュし、一気にケリをつけにいくゴング&ダッシュだ。前回『PRIDE.30』では慎重になってゴング&ダッシュを見せなかったトンプソンだが、今回は見せるか。本人は「ゴングが鳴るまでのお楽しみ」と隠している。
一方のシルバはこの1年間、プロレス活動をしながら総合の練習を続けていた。今回の試合に備え、マンハッタンにあるヘンゾ・グレイシー道場で練習を積み、「ストレートパンチとテイクダウンをディフェンスする技術を磨いてきた」という。特にストレートパンチには相当な自信を持っており、「ジャイアント・シルバのストレートに注目してくれ!」とアピールしている。
先に入場してきたの大巨人シルバ。赤いTシャツに身を包み、堂々とした入場。トップロープを一跨ぎしてリングインだ。トンプソンは真っ赤な皮のロングガウンで背中には「MEGA PUNK」の文字。すでに眼はぶっ飛び、プルプルと頭を揺らしている。
第1試合
1R10分、2・3R5分
3R終了 判定 0-3
KONDO YUKI
近藤 有己
NAKAMURA KAZUHIRO
中村 和裕
「ミドル級日本人頂上対決ですよ」今までグレーゾーンだったミドル級における日本人の序列が決まる一戦を、中村和裕はそう形容した。中村はこの試合の前に、ブラジルのペトロ・ヒーゾの元に足を運び、武者修行を敢行した。近藤については「あんまり印象がないんですよ。ミドル級は日本人が少ないんで、一緒に外国人選手を倒していこうって気持ちもあったんですけど」と語る中村だが、「やっぱり僕が見ているのはミドル級の王者なんで。負けている場合じゃない」と、あくまでこの試合は通過点だと語る。
一方、PRIDEで連敗が続き「崖っぷちです」と語る近藤の表情は至って明るい。「僕が変わっているからですよ」と笑う近藤だが、崖っぷちでもいつもと変わらずにいることこそ、不動心の真骨頂である。中村の「ミドル級日本人頂上対決」発言には、「自分はそうは思いません。でも中村選手に勝てれば、日本人最強に近づくかもしれない」と応えた。多くのファン、関係者は打撃戦を予想。近藤は「中村の打撃はフォームが綺麗な分、ディフェンスがしやすいと思う。自分の最も自信がある部分なんで、打撃戦になれば自分に有利になる」と語っている。
「不動心を折る試合をする」と中村。「不動心が折られなければ自分が勝つ」と近藤。第1試合から技術を越えた心と心のぶつかり合いが展開されるはずだ。
パンクラスのロゴが入ったガウンに身を包み、近藤は花道を歩く。対する中村は青い柔道衣姿、時折笑顔を見せながらリングへ上がった。
PRIDEスペシャル・チャレンジマッチ
1・2R5分
1R 4分14秒 アームバー
KANEKO KEN
金子 賢
CHARLES KRAZY HORSE BENNETT
チャ−ルズ・“クレイジー・ホース”・ベネット
俳優から格闘家に転向、PRIDE男祭りという大舞台でプロデビューを果たす金子賢。試合前のインタビューでは「ずっと試合のことばかり考えています。早く試合が来て欲しい」と、不安な気持ちを包み隠さず口にした。しかし決して負けるために戦うわけではない。高田道場でトレーニングをスタートし、あのシュート・ボクセにも渡って、武者修行を行った。足関十段こと今成正和からも秘策を授かったという。「やってきたことを100%やるだけ。やれることは限られてますから」と金子。勝ちパターンはあると話し、そのワンチャンスにすべてをかける。「自分が試合をするのは無理だって声が多いのは分かってます。やってきたことに自信をもってリングに上がります」と、覚悟のほどを語った。
そんな金子に対し、ベネットは不快感を露にした。対戦カード決定会見では徹底的に金子を挑発。「今でもメチャクチャ、ムカついているよ」と、試合が近づくに連れて、そのイライラは大きくなるばかり。「アイツに総合格闘技が何たるかを教えてやる。早く終わらせるんじゃなくて、長い時間かけてパウンドで痛めつけてやる」と、不敵な笑みを浮かべ、「俳優だったら、映画に出てろ! ジャンクスポーツに出てろ」と吐き捨てた。
悲壮な表情の金子とは対照的に、ニヤニヤと笑いを浮かべながら入場するベネット。ファールカップも装着せず、リング下でようやく着けるという始末。リング上で金子と対峙するも、カメラ視線でアピール。完全にベネットは金子を舐め切っている。
オープニング
白いタキシードに身を包み、ステージに登場した高田延彦・統括本部長。THE STRiPESのリーダー・HIDEBOH率いる総勢50名ものダンサーをバックに、次々と変わるPRIDEファイターたちの入場テーマ曲に合わせてタップダンスを行った。
映画「座頭一」のエンディングを彷彿させるように、ダンサーたちはミニの着物姿にロングブーツというセクシーな衣装でタップを刻み、ライティングショーがそれを煽る。
場内が暗転すると、スポットライトに今年もふんどし一丁になった高田・統括本部長の姿が! PRIDEのテーマ曲に合わせて、“男ふんどし暴れ太鼓”を披露。そして、「男の中の男たち、出て来いやーっ!」と開会宣言!
大会名称
PRIDE 男祭り 2005 頂-ITADAKI-
開催日
2005年12月31日
会 場
さいたまスーパーアリーナ