準決勝でシウバを判定で降し、ミドル級初敗北を味わわせるという歴史的快挙を達成したアローナ。シウバのローキックのダメージが気になるところだが、精神的には充実しているはずだ。
一方のショーグンはアリスターに苦しめられながらも、最後はマウントパンチで仕留めた。スタミナ的にはフルラウンドを闘ったアローナよりも有利。
ショーグンの若さか、アローナのキャリアか。ショーグンが勝てば世代交代、アローナが勝てば完全に政権交代を果たす事になる。どちらが勝っても初優勝、ミドル級最強は誰か、いよいよその答えが出る!
まずはショーグンが入場、両手を突き上げてニッコリ笑い、歓声に応える。隣ではやはり兄ニンジャが付き添い、檄を飛ばす。リングサイドにはシウバも姿を現した。アローナは鋭い目つきで、気合充分の表情。マリオ・スペーヒーが檄を飛ばすと、その度に何事かを叫ぶアローナ。ゆっくり、ゆっくりと世界最強決定戦の場に足を運んだ。
ブラジルの国家吹奏、高田延彦・統括本部長による認定宣言が終わり、いよいよゴングを迎える。